インクリ

 

案内チラシはこちらからダウンロード可能です

 

日本初等理科教育研究会は、昭和36年(1961年)に発足され、50年以上の歴史をもつ理科研究団体です。 しかし、時代の変革と共に、教育理論も変わりました。正直言えば、様々な時代の流れ に現在の日本初等理科教育研究会が追いついていないのが現実です。そこで、研究企画部では、月1回の「勉強会」を開催し、これまでの理論の確認、これからの理科教育 の在り方についての情報交換を続けています。 この勉強会の輪をできるだけ広げるために、「勉強会」をオープンにし、本 研究会の会員ではない先生方にも自由に参加していただけるようにしました。 理科の授業で悩んでいませんか? 理科の授業というと「2M2K」(めんどうくさい、むずかしい、きたない、きけん) の代表格の教科ですので、忙しい担任の先生方が他教科を指導しながら理科の授業をする ということは、とっても大変なことです。 でも、だからこそ教育理論に裏付けられた理科の指導法(観察・実験ネタ、指導技術 等)を互いに学び合い、日ごろの指導に活かすことができれば、少しでも「2M2K」か ら脱却し、これからの理科教育の明るい未来が見えてくるのはないかと考えます。 多くの先生方のご参加を、心からお待ちしております。

IMG_1336a研究企画部勉強会“インクリ”開催予定

平成28年度 開催日:
/17(日)・5/8(日)・6/12(日)・7/3(日)
9/11(日)・10/23(日)・11/13(日)・12/11(日)
1/22(日)・2/11(土)・3/5(日)

 

1.開催日  月1回開催(13:00~17:00) ※ 事前のお申込はいりません。

2.会場  筑波大学附属小学校第2理科室(2F)

3 .参加資格  理科の勉強をしたいと思っていること

4 .内容  理科教育に関わることであれば何でも・・・・・持ち寄った資料の検討

お問い合わせ: sasaki★elementary-s.tsukuba.ac.jp (佐々木)  ★を@に変換

4月19日のインクリでは、6年生の「植物の養分と水の通り道」の学習で、葉での光合成を確認するヨウ素デンプン反応の実験について提案がありました。反応が分かりづらい、脱色するためのアルコールが大量に必要となるといった問題点が出され、実際に実験を行いました。

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教科書ではジャガイモを用いることが多いが、ヤブカラシ、ノゲシ、トマト、ホウセンカ、ヨウシヤマゴボウ、オシロイバナ等の植物でも反応が見られるとの意見が出された。また、日陰に生息するドクダミでは遮光しても反応が出るとの報告もあった。
当日(4月19日)は薄曇りだったため、ドクダミを用いてヨウ素デンプン反応を調べた。

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たたき染め法を行ったものが上写真である。左はたたいた直後の物、右がヨウ素液につけた後の物で青紫色の反応が出ているのが分かる。

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たたき染めを行う際には、机上でたたくよりも床でたたく、たたく際にはデスクマット等を敷くといった工夫をすると打音が小さくなるとの工夫も紹介された。

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脱色させてヨウ素液に浸した物が上写真である。葉をアルコール脱色する際にはチャック付きビニル袋を用いると少量のアルコールで脱色することができると紹介された。

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実験の様子を撮影する参加者の様子です。このように、実際に実験等の演習も取り入れながら勉強会を進めています。皆さんの参加お待ちしています。

次回は、5月11日(日)13時より開催です。4月21日に実施された「全国学力・学習状況調査」について意見交換を行います。

2月22日の定例勉強会インクリメントでは、3名の提案がありました。

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森田先生からは、5年「物の溶け方」の学習の実践を通して、筑波大学附属小学校理科部の研究テーマ「意味理解志向に応える理科の授業」について提案がありました。
意味理解を図るためには説明活動等の思考の言語化が必要となるため、アイスボールで飽和ミョウバン水溶液を冷やす場面を活用場面として設定しました。活用の場面では、使える知識を揃えた上で、それらをどのように有機的に結びつけられるよう指導することが必要であるとの提案がありました。既習事項と結びつけるための手立てを示しても、生活経験や既習事項と目の前で起こっている事象を結びつけるのは難しいという話題となりました。

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佐々木先生からは、4年「物のかさと温度、温まり方」の提案がありました。
3年の「物の重さ」の学習を本単元の学習と結びつけて指導した実践についての提案でした。「温まった水は軽くなって上にいく」と説明されるが、正しくは「温まった水は同体積では軽くなって上にいく」と同体積で比較することを意識させる場面を取り上げていました。森田先生の提案と関連させながら、活用場面の授業では子どもたちが持っている知識を結びつけていくことの重要性について提案がありました。

 

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鈴木先生からは、4年「物のかさと温度、温まり方」の水の温度変化の実践について提案がありました。
水から水蒸気となる様子の温度変化の実験時に、温度変化のグラフを作成させる実践でした。「グラフの作成に関して軸や目盛りを教師で設定することが多いが、子どもたちに設定させる必要があるのではないか」「温度変化だけでなく、水の状態や様子の変化にも気づけるようにさせた方が良いのではないか」といった意見が出されました。

次回のインクリメントは予定通り3月22日(日)13時より開催です。
皆さんの参加をお待ちしています。

2月1日の定例勉強会インクリメントでは、3名の提案がありました。

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金田先生からは、先日の冬季拡大勉強会で作成した指導案について提案がありました。
指導案はこちら→H264nen

来年度(平成27年度)の研究企画部のテーマを「21世紀型能力を育む理科の問題解決」と設定しようとしているので、来年度のテーマと本指導案の関係について参加者で検討しました。

21世紀型能力では「基礎力」「思考力」「実践力」の3つの枠組みでとらえることができます。基礎力として検流計の使用といったツールの利用があげられます。思考力としては、結果が見えているが原因が分からないのでそれを探るための実験方法を考えることや考察をすることが当てはまります。実践力としては、グループでの実験をとおして人間関係力を伸ばすすことができると考えられます。

意味理解という側面から考えると、事実の確認だけではなく、児童の知っていること(意味の分かるもの)をつなげていって意味理解を深めていくことが大切であるという意見も出されました。本時だけではなく、単元構成での前後のつながりもはっきり示されているとよいとの指摘もありました。

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鈴木先生からは4年生の「ものの温度と体積」の学習についての実践の紹介がありました。
効果的な導入の方法や、この学習での意味理解について検討されました。

一般的に、本単元では変化の度合いが大きい物から「気体→液体→固体」の順番で扱うことが多いです。しかし、気体や液体では児童にとって「体積変化」をとらえることが難しいこともあります。そこで、「固体→液体→気体」の順で扱うことによって、固体(金属)と同じ視点で液体や気体も見ることができるという意見が出されました。

体積変化についてのとらえ方として、「上昇説」「膨張説」「粒が増える説」といった考え方が出されるが、意味を理解させるためには実験をして、結果から明らかにさせることが重要であるとの意見が出されました。また、まとめる際には児童が持っている情報で論理的に妥当なもの(必ずしも科学的に正しいとは限らない)であることに留意する必要性があるとの意見も出てきました。

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佐々木先生からは「教育研究」3月号の紹介がありました。「教師への『評価』をどう考えるか?」ということで、教育現場への競争原理の導入の是非で正反対の論文を扱っている点や、インタビューで滝川クリステルさんを取り上げていることが紹介されました。詳しくは「教育研究」をお手にとってもらいたいとのことでした。

 

次回のインクリメントは予定通り2月22日(日)13時より開催です。
皆さんの参加をお待ちしています。

1月25日に開催予定だった定例勉強会「インクリメント」は都合により2月1日開催とします。直前の連絡となり申し訳ありません。

①期日:平成27年2月1日(日)13:00~17:00

※事前の申し込みはいりません。

②会場:筑波大学附属小学校第2理科室

③参加資格:理科の勉強をしたいと思っていること

④内容:持ち寄った資料の検討(理科教育に関わることであれば何でも・・・)

皆さんからの資料の持ち寄りをお待ちしています。
お問い合わせ: sasaki★elementary-s.tsukuba.ac.jp (佐々木) ★を@に変換

12月21日の定例勉強会インクリメントでは、26日に迫った冬季拡大勉強会の提案について検討しました。

渡辺先生からは、「参加者全員で考える授業づくり」での『振り子の運動(5年)』について問題点や課題、それらに対する解決策が提案されました。
振り子の運動の学習に対する問題点や課題として、「児童が興味があまりない」「身近な物では無い」…といったことが出されました。拡大勉強会では参加者からの問題意識をさらに持ち寄って、本単元で身につけさせたい見方や考え方の一つである『条件制御の能力』につなげる方略を考えられればという話がされました。

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金田先生からは、同じく「参加者全員で考える授業づくり」での『電気の働き(4年)』について問題点や課題、それらに対する教材案が示されました。
電気の働きについての問題点や課題として平成24年の全国学力学習状況調査の問題等の調査結果や児童の実態をもとに提案がありましたが、調査結果等について「子どものつまずき」という視点でさらに細かく分析できるとよいとの意見が出されていました。

 

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長沼先生からは、実践発表の内容について提案がありました。「子どもの意味理解を支えるイメージの利用」というテーマで6年生の電気の利用の単元での実践について提案がありました。電流による発熱を考える際のイメージを使った実践についての提案があり、実践提案での発表に向けて意見が交わされました。

 

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今回のインクリでの検討したことをもとに12月26日・27日に行われる冬季拡大勉強会では、参加者全員で考える授業づくりや実践提案を行います。是非、冬季拡大勉強会へご参加ください。

今回は2名の先生からの提案がありました。

1 笠原先生の提案(1枚ポートフォリオを用いた5年「人のたんじょう」)

学習ノートとは別に、児童が毎時間の学習でふりかえりを記入しておき、単元のはじめと最後での変容を把握する1枚ポートフォリオを用いた学習展開について提案がありました。
そのなかで、ポートフォリオのはじめと最後の質問の文言について検討しました。

検討にあたって、ポートフォリオ以外の思考ツールについて参加者から紹介がありました。

ワークシートではおなかの中の胎児とへその緒、胎盤をかかせるものでしたが、かかせ方も「A3の紙に実物大の大きさでかかせる」「あらかじめ子宮と、同じ大きさの胎児の紙を用意して胎児の向きは当てはまるようにしておく(へその緒と胎盤の位置に注目させる)」等の方法が紹介されました。

 

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2 鈴木先生の提案(観察実験動画2月号動画について)
会報「初等理科教育」2月号の観察実験講座で紹介する動画について検討しました。
2月号では、6年「ものの燃え方」の実験動画を紹介します。
大きさ(容量)の異なる入れ物でろうそくを燃やす様子や、太さの異なる筒のなかでろうそくを燃やす様子を紹介するものでした。詳細は2月20日の会報を楽しみにしていてください。

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次回のインクリは12月21日(日)になります。冬季拡大勉強会(冬季セミナー)直前なので、提案者の提案の検討等を行います。3学期制の方は学期末の忙しい時期ですが是非ご参加ください。

 

平成26年度第5回のインクリの日程は
先月お知らせしたとおり、11月9日(日)です。

※年間の予定から変更になっていますのでご注意ください。

①期日:平成26年11月9日(日)13:00~17:00

※事前の申し込みはいりません。

②会場:筑波大学附属小学校第2理科室

③参加資格:理科の勉強をしたいと思っていること

④内容:持ち寄った資料の検討(理科教育に関わることであれば何でも・・・)

皆さんからの資料の持ち寄りをお待ちしています。
お問い合わせ: sasaki★elementary-s.tsukuba.ac.jp (佐々木) ★を@に変換

また、次回のインクリは

年間の予定通り12月21日(日)を予定しています

今回は3人の先生から提案がありました。

1 田名網先生の提案

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田名網先生からは、概念調査のアンケートについて提案がありました。

提案の中で「概念とは?」という話題になり、「新理科用語辞典集(初教出版)」と書籍を使い定義の確認をしました。

研究や指導案作成の際には使っている用語の意味や定義を確認しながら作成することが大切であることを参加者全員で確認しました。

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佐々木先生所有の「新理科用語辞典集(初教出版)」「理科教育指導用語辞典(教育出版)」「算数教育指導用語辞典(教育出版)」3冊とも現在では入手が難しくなっています。

 

2 村松先生の提案

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村松先生からは4年「人の体のつくりと運動」の学習の提案がありました。

筋肉が骨のどこについているかを考えさせる授業の展開や教具について、指導案や作成した教具を使って提案されました。

予想される児童の反応としては、筋肉がついている場所を間接をまたがないでつなげる児童が多いのではないかということでした。その誤概念を訂正するために、モデルとなる教具を用いるという提案でした。

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鷲見先生から、子どもたちが実際に作った腕のモデルを提示してくれました。モデルの中には、空気を入れることでネットに入った袋が膨らみ、腕が曲がるというものもありました。

展開の方法として、筋肉の付き方を演繹的に考えさせる方法と、帰納的に筋肉や骨の付き方を押さえた上でものづくりをして確認する方法が考えられると参加者から意見が出ました。

3 鷲見先生の提案

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鷲見先生からは、海外の教育事情としてサンフランシスコやウガンダでの様子を紹介してもらいました。

ウガンダでは、日本の問題解決の流れをもちいた理科教育について紹介をするということで、「星座早見づくり」「尿の出てくるまで」の例を用いて紹介してくれました。

どちらも、まったく知らないことを教えるのではなく知っていたり、見たことがあったりするものから考えることが特徴としてあげられていました。

 

次回のインクリメントは11月9日(日)に変更になります。ご注意ください。

 

平成26年度第5回のインクリの日程は
先月お知らせしたとおり、9月21日(日)です。

①期日:平成26年9月21日(日)13:00~17:00

※事前の申し込みはいりません。

②会場:筑波大学附属小学校第2理科室

③参加資格:理科の勉強をしたいと思っていること

④内容:持ち寄った資料の検討(理科教育に関わることであれば何でも・・・)

皆さんからの資料の持ち寄りをお待ちしています。
お問い合わせ: sasaki★elementary-s.tsukuba.ac.jp (佐々木) ★を@に変換

また、次回のインクリは

年間の予定通り10月19日(日)を予定しています

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TEL/FAX. 03-3946-1907
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